12月定例会に付託されました19の議案のすべて、全員賛成で可決されました。
議会終了後に行われた、全員協議会において、注目すべき動きとして「総合運動場基本計画」について、教育部スポーツ課から提示されました。
ゴミ焼却場の整備に伴い、平成27年度に市民グラウンドが、廃止されることになり、新たなグラウンドを建設しなればならなくなりました。
今回提示された場所は、二子地区ににあるテニスコートと一体化して屋外運動施設の中心地とするとの説明。
総合運動場については、平成19年12月に一般質問をしています。その時の市長の答弁では、マスタープラン・緑の基本計画の中で検討していくとのことでした。
マスタープラン・緑の計画では、運動のできる公園・交流拠点となる公園として、文化勤労会館・健康ドーム・鹿田中央周辺の3カ所を検討すると基本方針で打ち出してあります。
都市計画マスタープランに沿わない計画であるが、理由が聞きたいとの質問に対し明確な答弁がありませんでした。
また、今年の9月定例会において、災害時の救急救命として、健康ドームをトリアージの拠点にすることがわかりましたが、ヘリコプターが、降りれる場所を確保するために、グラウンドを活用するのは、有効であると考えるが、そういった検討もなされていない。
一番問題なのは、約20億かかる事業が、住民のコンセンサスなしで進められていることです。もっと広く意見を聞くべきと考えます。
計画の再考を強く要望しました。