大阪北部地震から3年が経ちました。大阪、千葉、宮城と移動してきましたが、今は福島です。
友人から「災害現場を経験してみたら」という言葉をいただいたことをきっかけに、災害現場に入り、多くの皆様方との対話を通じ、たくさんのことを学ばさせていただいています。「災害に立ち向かう気持ち」、「復興への熱意」、「人と人との絆」など。どこの地域でも感じることは、人の「たくましさ」「温かさ」です。この体験は、私自身を逞しくさせる大切な時間であり、微力ながら災害復旧のお手伝いができることにも感謝しています。
休みの日は、東北の被災地跡を訪れています。東日本大震災からの復興は着実に進んでいることが、肌身に感じます。「忘れてはいけないこと」、「伝えていくべきこと」などをしっかり学び、この貴重な経験を活かせられるようにすることが私の使命だと感じています。地元の皆さまには何かとご迷惑をかけていますが、引き続き与えられた仕事を一所懸命取り組んでまいります。
写真:90人の命を津波から守り抜いた震災遺構中浜小学校にある石碑「地震があったら津波に用心」