活動報告

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決算特別委員会

2012年9月13日

 決算特別委員会が、12・13日に開催され、平成23年度決算審議をしました。

 小泉内閣の時に「民間でできることは民間に」への掛け声とともに、北名古屋市において多くの施設が指定管理者として役所の業務を委託しています。しかし、本来の目的である民間の力を利用することで、経費を削減させるという効果があまり出ていないように感じられます。そこで以下2つのケースについて質問しました。

 市内循環バス事業について

 [質 問] 現在、きたバスの運賃は、北名古屋市の収入になっているが、この運賃を委託業者にインセンティブとして与えことによって、民間の努力で委託料の年間、約6,000万円を減らすことができると考えるが、当局の見解を求めます。

 [答 弁] 次回の契約に向けていろいろと検討している段階でありますのでご意見として伺っておきます。

 健康ドーム元気測定室トレーニングルーム運営について

 [質 問] このトレーニング室の年間利用料783万円をインセンティブとして与えて、民間の努力によって年間約3,400万円の委託料を下げることはできないか。

 [答 弁] トレーニング室は愛知健康プラザと一年契約の委託を結んでおります。特定健診でメタボ判定を受けた方に対して、改善プログラムなどを実施し、成果が出ているので契約を変えることを考えていません。

 [要 望] 来年度、健康ドームの指定管理者がやめられます。この施設において、「ジムで汗を流し、3階のふろに入りそこでビールを飲み、きたバスで帰っていただくような発想」が必要であると考えます。また、市が取り組んでいる「市民協働」において市民に任せることも一つの案となります。様々なケースで検討をお願いしたい。

 企業対策事業について

 先日の市政クラブと知的障害者育成会との懇談会において、知的障害者がなかなか就職できないとのご意見をうかがいました。成果の出ている企業対策事業に組み込めないか質問しました。

 [質 問] 企業誘致において、障害者雇用についての優遇策があるのは重々承知していますが、知的障害者の雇用までなかなか結びつかないのが現状であります。企業誘致においてこの件においてもご尽力をいただきたい。

 [答 弁] 民間企業において障害者を1.8%を雇いなさいという法律があります。北名古屋市において企業と地域の強化として障害者等雇用促進奨励金を創設しているので、PRしていきます。

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 北名古屋市教育委員会から提出された平成23年度の「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書」について教育長に質問をしました。

 [質 問] 今年度から外部評価委員が代ったが、平成21・22年度の文面、内容がほとんど変わっていないが、去年私が指摘した「市民体育祭」についての記述だけが明らかに変わっている。意図的に操作されたように感じるが、教育委員会はどのように感じているか。

 [答 弁] 外部評価委員が策定したもので、教育委員会が操作できるものではない。

 [質 問] 大津市のいじめの問題で、教育委員会のねつ造や隠ぺい工作が問題になっている。北名古屋市において過去にそのようなことがあったか、これから起こらないという決意があればお答え願いたい。

 [答 弁] 隠ぺい・ねつ造などの言葉を北名古屋市の教育委員会に使われること自体不愉快である。

 [私 見] 教育長をおこらせる質問はいかがなものか。と同僚議員に云われました。言葉足らずで、こちらの真意が正確に伝わらなかったかもしれない。橋下大阪市長は、教育委員会不用説を訴えている。大津市のいじめ問題もしかり、教育委員会に対して、国民も市民も疑念を抱いているのは間違いのない事実であります。北名古屋市教育委員会が本当に一生懸命活動しているからこそ、私の稚拙な質問に教育長は不快になられたのだと受け止めます。私は、北名古屋市議会唯一の子育て議員であります。嫌われようが北名古屋市の教育のために果敢に議論を挑んできたいと思います。

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