活動報告
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47回議会改革推進協議会が開かれました。
このところ議会改革推進協議会は活発化してきています。昨年には、議員数の削減(3名減)を成し遂げ、議会におけるインターネット中継・対面式議場など今年度中にも達成する勢いであり、議会改革が促進されています。
今回のテーマは、昨年8月に地方自治法が改正され、「政務調査費」から「政務活動費」への名称変更等により、「政務活動費」を充てることができる経費の範囲を条例で定めることとされたことから、当局の考え方をお聞きしました。
北名古屋市の考え方として、現行の「政務調査費」は月額1万円であるが、この改正を契機に会派に月額4万円・個人に1万円に改正することを明らかにされました。
これに対して議員より、「現状維持」・「会派より個人に」・「上げすぎである」など様々な意見がありました。私個人の意見としましては、北名古屋市議会はこれまでに議員改革をを積極的に取り組んできています。いち早く「議会基本条例」制定し、「議員削減」なども合併してまだ7年しかたっていない段階で決断できたのはすごいことだと自負しています。そういった意味を含めて、市当局が「政務活動費」を増額する案を提示してくれたのは、議会活動を評価している証拠ではないでしょうか。更に議会活動を活発化させるために「政務活動費」が増額されることは喜ばしいことであると考えます。
「政務活動費」につきましては、議会改革推進協議会で引き続き議論していきます。
12月3日から12月定例会が開催されます。
会期日程は、12月21日までの19日間。議案は14件、しっかり審議していきます。一般質問は、12月11日から行います。お時間のある方は、傍聴にお越しください。
総選挙が、4日から始まることもあり、少しばかり慌ただしくなりそうです。5区の自民の候補者が決定されましたが、いまだにどのような応援体制が組まれるのか連絡がありません。急な呼び出し、緊急会議が増えそうな予感がします。
福祉教育常任委員会で、青森県八戸市・岩手県一関市・岩手県遠野市を行政視察してきました。
「八戸市教育立市プランについて」
平成15年当時、「教育立市」が市長のトップダウンとして策定されました。「夢はぐくむ ふれあいの教育 八戸」を基本理念として掲げ、子供たちが困難を克服し、豊かな人生を歩んでいくための計画。
? その後、市長が変わったこと、平成18年の教育基本法改正などを経て現在、「八戸市教育振興基本計画」を策定中とのこと。
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「一関市文化センター等施設の概要について」
「一関市博物館」・「障害者ふれあい交流施設」など現地視察をさせていただきました。
先日、観た映画「天地明察」は、暦を正しく作り直すために命がけで挑んだ人々の話であったが、その計算方法が「和算」であった。
一関地方が全国的にも和算隆盛の地であり、一関博物館に常設展示されています。日本人の優秀さを感じることができます。
?「遠野市わらすっこプランについて」
合計特殊出生率「2.08」を目標に、平成19年度にプランを策定し、平成21年度にはプランを理念で支える「遠野市わらすっこ条例を施行、併せてプランを財源で支える「わらすっこ基金」を設立し、少子化対策、子育て支援の充実を図っています。
平成24年度は、「子ども」に関わる関係部課および関係団体を集約し、ワンフロアー化するなどさらなる少子化・子育て支援の強化を実施中。
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行政視察において、教育・子育てなどの施策について勉強させていただきましたが、大切なことは、地域住民をどのように施策に巻き込んでいくかが、課題にあると感じます。 「親と子」・「先生と生徒」という関係だけでなく、「地域のおじさんやおばさん」が積極的に参加してもらえる社会が必要です。
遠野市では、ふるさと納税に毎年1,000万円される方があるそうです。「ふるさとに恩返しをしたい」と感じさせる北名古屋市の教育や子育てを目指していきたい。
多くの皆さんのご協力により、第1回の北名古屋市議会報告会を終えることができました。感謝申し上げます。
全議員による初めての報告会でしたが、わりとスームスにでき、時間内に収めれました。しかし、課題もたくさんあります。
その一つが、市民への周知の難しさである。今回、新聞や市の広報などで宣伝したわりに結局のところ130人ほどしか集まらなかった。(そのうち職員や他の市議会議員などを除けば、実質のところ80人ほどである。)次回においては、新聞社は使えない。いかに市民に関心を持ってもらうか、大いに検討しなければならない。
一番いい方法は、見に行きたい、聴きに行きたい内容にすることであると考えます。そのためには、まず議会用語や数字の羅列、原稿のまる読みなど改善することが大切である。できるとこから取り組んでいきたい。
北名古屋市議会が、初めて議会報告会を開催します。
10月20日(土) 13:30? 市総合体育館2F
報告内容は、9月定例会及び全員協議会の内容について行います。
「市民の声を反映し、親しまれる開かれた市議会」を実現するために、愛知県で一番最初に議会基本条例を制定しましたが、活動においては、他の市議会に2歩も3歩も遅れ気味で、悔しい思いをしておりましたが、いよいよ全議員による報告会を行う運びとなりました。
議員の活動が見えにくいと言われるのも、こういった活動を議員自ら避けていたからだと思います。
多くの市民に参加をいただき、実りある議会報告会なることを期待しております。
第43回議会改革推進協議会が、開催されました。
今回のメインテーマは、議員定数の削減。先回の会議で、議員定数を削減していくことが決定されましたが、何人削減するかが非常に重い課題でありました。
北名古屋市の議員定数が何人がベストであるかは難しいところであります。私は、少し暴論でありますが議員を半分にしてもいいのではと主張しました。その理由として、例えば「いじめの問題」が起これば、必ず数人は質問する、それぞれの議員の質問を聞いていてもそんなに代わり映えしないし、当然ながら答弁も一緒であるからだ。世の中でおきている問題に関しては、誰もが関心があるし、観点も同じことが気付く。
また、北名古屋市議会基本条例10条に議員相互間の自由討議が定めてあります。これを順守することによって、質問の質を上げ、質問のダブりを防ぐことができるはずだ。こういったことができれば大幅な議員を削減できると考えます。
定数削減問題は、議員の当落が関係する問題であり、とてもデリケートなことであります。それぞれ議論した結果、3名の削減に落ち着きました。
北名古屋市合併前、師勝町議22名・西春町議20名でした。そのまま町議から市議へ移行する在任特例を使わずに、即選挙にて24名を決めたことにすごく誇りを持っています。おそらくこういった市議会は、全国でも稀ではないでしょうか。そういった背景から、さらに議員定数を削減できたことは、まことにすばらしい決断だと自負しております。
決算特別委員会が、12・13日に開催され、平成23年度決算審議をしました。
小泉内閣の時に「民間でできることは民間に」への掛け声とともに、北名古屋市において多くの施設が指定管理者として役所の業務を委託しています。しかし、本来の目的である民間の力を利用することで、経費を削減させるという効果があまり出ていないように感じられます。そこで以下2つのケースについて質問しました。
市内循環バス事業について
[質 問] 現在、きたバスの運賃は、北名古屋市の収入になっているが、この運賃を委託業者にインセンティブとして与えことによって、民間の努力で委託料の年間、約6,000万円を減らすことができると考えるが、当局の見解を求めます。
[答 弁] 次回の契約に向けていろいろと検討している段階でありますのでご意見として伺っておきます。
健康ドーム元気測定室トレーニングルーム運営について
[質 問] このトレーニング室の年間利用料783万円をインセンティブとして与えて、民間の努力によって年間約3,400万円の委託料を下げることはできないか。
[答 弁] トレーニング室は愛知健康プラザと一年契約の委託を結んでおります。特定健診でメタボ判定を受けた方に対して、改善プログラムなどを実施し、成果が出ているので契約を変えることを考えていません。
[要 望] 来年度、健康ドームの指定管理者がやめられます。この施設において、「ジムで汗を流し、3階のふろに入りそこでビールを飲み、きたバスで帰っていただくような発想」が必要であると考えます。また、市が取り組んでいる「市民協働」において市民に任せることも一つの案となります。様々なケースで検討をお願いしたい。
企業対策事業について
先日の市政クラブと知的障害者育成会との懇談会において、知的障害者がなかなか就職できないとのご意見をうかがいました。成果の出ている企業対策事業に組み込めないか質問しました。
[質 問] 企業誘致において、障害者雇用についての優遇策があるのは重々承知していますが、知的障害者の雇用までなかなか結びつかないのが現状であります。企業誘致においてこの件においてもご尽力をいただきたい。
[答 弁] 民間企業において障害者を1.8%を雇いなさいという法律があります。北名古屋市において企業と地域の強化として障害者等雇用促進奨励金を創設しているので、PRしていきます。
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北名古屋市教育委員会から提出された平成23年度の「教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書」について教育長に質問をしました。
[質 問] 今年度から外部評価委員が代ったが、平成21・22年度の文面、内容がほとんど変わっていないが、去年私が指摘した「市民体育祭」についての記述だけが明らかに変わっている。意図的に操作されたように感じるが、教育委員会はどのように感じているか。
[答 弁] 外部評価委員が策定したもので、教育委員会が操作できるものではない。
[質 問] 大津市のいじめの問題で、教育委員会のねつ造や隠ぺい工作が問題になっている。北名古屋市において過去にそのようなことがあったか、これから起こらないという決意があればお答え願いたい。
[答 弁] 隠ぺい・ねつ造などの言葉を北名古屋市の教育委員会に使われること自体不愉快である。
[私 見] 教育長をおこらせる質問はいかがなものか。と同僚議員に云われました。言葉足らずで、こちらの真意が正確に伝わらなかったかもしれない。橋下大阪市長は、教育委員会不用説を訴えている。大津市のいじめ問題もしかり、教育委員会に対して、国民も市民も疑念を抱いているのは間違いのない事実であります。北名古屋市教育委員会が本当に一生懸命活動しているからこそ、私の稚拙な質問に教育長は不快になられたのだと受け止めます。私は、北名古屋市議会唯一の子育て議員であります。嫌われようが北名古屋市の教育のために果敢に議論を挑んできたいと思います。
9月定例会が始まりました。右の写真のように国旗と市旗が、掲揚されました。考えてみれば、「当たり前のこと」だが、北名古屋市の将来を決める議場に今までなかったのが不思議であります。
国旗・市旗のもと、日本国民の一員として、市民の代表として正々堂々と議案審議に臨みます。
9月10日(月)から一般質問が始まります。お時間のある方は、議場までお越しください。
9月定例会が、9月3日から27日の日程で行われます。議案は24件、しっかり審議をさせていただきます。一般質問は、10日から行われます。お時間のある方は、是非、傍聴にお越しください。
知的障害者育成会との懇談会
去年同様に知的障害者のお子さんを持つ育成会のお母様と市政クラブで懇談会を行いました。
育成会は、入所施設に必ず入れるという保証がなく、親亡き後の子供たちの将来が大変心配であり、グループホームやケアホームを整備を切なる思いで話されました。
障害年金は、1級で83,000円 2級で65,500円 知的障害者の民間企業への就職状況は悪く、家賃・光熱費・食費を考えると自立することはかなり大変である。そう考えると生活保護を受給している方に比べると不公平感は確かに感じる。本当に仕事がないのかどうなのかが問題である。
市政クラブにおいて、育成会との懇談会での問題・要望について検討していきます。
久々に街頭活動を行いました。山下議長の地盤での街頭演説ということで、暑い日でありましたが多くの方にお集まりいただいたこともあり、熱い街頭演説となりました。どんな演説をしたのかのお問い合わせがありましたので、概要を書かせていただきます。
これまで一般質問で、新庁舎建設をすべきだ! 独自の教育制度(副担任制度)を廃止するな!と議会で訴えてきましたが、市の見解はいつも「財政がないので・・・。」である。
6年前に合併したのは、財政基盤を強くすることであったはずだ。しかしふたを開けてみると、「お金がない」の繰り返しである。合併というリストラをしたにもかかわらず、財政が悪化していくのはなんであるかを今一度、検証する必要があると考えます。よく言われるように「サービスは高く、負担は低く」になってはいないだろうか?
かつて小泉総理は「痛みを伴う改革」を叫び、多くの国民が賛同したが、北名古屋市においても「痛みを伴う改革」が必要ではないでしょうか。何が必要で、何が我慢できるかをしっかり議論していきます。そのために我々がやらなければならないのが「市民の皆さんとの対話」であります。議会報告会や街頭活動を通じて、市民の皆様と意見交換ができれば幸いであります。